アニメを見ろ

筆者のモットーは「面白いものは見る」である。

それが映画であれ、ドラマであれ、アニメであれ、面白いのならば見ることを厭わない。

 

しかし世間一般に目を向けた時、アニメに対するハードルが高いように思う。

それは、所謂萌えアニメを爆発的にヒットさせた「涼宮ハルヒの憂鬱」や「けいおん!」などの萌え絵とそれに付随するファンの言動に嫌悪感を催したからであろう。

実際一時期アキバのオタク特集みたいな、オタクを見世物として扱い、小馬鹿にしたような記事や番組があった。

そのような流れのもと、アニメへの抵抗感というものが生じているのかもしれないとふと思った。とするならばそんな馬鹿馬鹿しいことはない。

また、その作品の絵に関する抵抗は致し方ないかもしれないが、内容がそれを差し引いても優る場合が往々にしてあり、筆者も見ず嫌いであった「コードギアス」を見ることによってそれを克服した。

 

よく小説に関して、「他の人の人生を経験することができる」ということをメリットとして挙げる人がいるが、それは他の媒体であろうと可能であり、何らアニメを否定する理由にはならない*1

 

ただまあ最近はアニメ*2の映画化が多くされており、アニメの市民権も徐々に得られているように思う。筆者は好きではないが「進撃の巨人」がそれに挙げられる。

上記のように人と作品には相性があり、売れるもの=面白いという数式が成り立たないことがよくあるという点にも触れておきたい。

 

さて、それを踏まえながら捻くれ者の筆者が推薦するアニメの一部を記載しておこうと思う。(一応順番は名前順だよ特に意味ないよ)

 

  • 狼と香辛料・・・中世ヨーロッパを彷彿とさせる世界を舞台としたフィクション。狼の化身の少女と行商人の青年の道中記。ウィットに富んだ会話を楽しめ、その内容から作者の深い知識がうかがい知れる。
  • 機動戦士ガンダムユニコーン・・・言わずと知れたガンダムシリーズの一つ。しかし筆者はガンダムはこれしか見ていないし、これ単独でも楽しむことはできる。理不尽に包まれた大人の社会に主人公である少年が翻弄されながらも自分を貫いていく姿に心動かされるものがある。映画?だけど素晴らしいので是非。
  • コードギアス・・・舞台は日本、しかし戦争に負けたためブリタニア帝国領となり、11地区(イレブン)と呼ばれている。或る日突然目があった相手に言うことを従わせる能力を手に入れた少年の復讐譚。社会を変革するときに、外から強引に変えるのか、納得いかなくてもその中に入って内側から変えていくのか。向かう方向が同じでも争いが生じてしまう人間という生物の業を感じる。
  • 夏目友人帳・・・友達のいない主人公が、祖母が妖から奪った名前を返していくというお話。どの妖にも悲しかったり懐かしかったりするエピソードがついて回る。とりあえずほっこり物語。心が温かくなる。泣きたいときにはこれを見ろ。
  • 東のエデン・・・100億渡されて世界を救えと言われた時、あなたは何をしますか?12人の選ばれた人間に100億が支給され、各々が思う形で世界を救うべく動き出す物語。しかし、世界を救った一人以外は死ぬという掟があるため、彼らの中でもまた争いが生じる。主人公は記憶を失い全裸でホワイトハウスの真ん前に現れる一人の少年である。

何も見ないであらすじ書いたんで多分実際の内容と違うかもしれないけどごめんなさい。あと途中(なんなら最初)から説明適当なんでごめんなさい。昔から読書感想文とか苦手で一行もしくは白紙で出してた人間なので…

 

なおここでは放映中の作品については触れないでおきます。

一応おすすめの中でも一般受けするような作品を列挙したのでそんなに癖はないはず…

 

 

*1:まあ中には何の中身も存在しない”娯楽”としてのアニメもあるが

*2:元は小説、漫画であったりする